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2020/01/03 15:36:52

国もどき琉球は12万石

薩摩や九州武士、
九州豪族が旧琉球は外国だと
宣伝したので、京都や、江戸、
長崎出島『琉球館』に引き回され、
衣装は極めてへんてこりんな格好で
人々の注目を集めていた。
奄美を植民地にしていた琉球を
外国として白人、ヨーロッパ人にも
売り込んでいた。
日本の国力を見せつけらためである。
または、朝廷や将軍に対して薩摩の
自慢にしていた。

参勤交代で使った江戸屋敷は、
現在は、都立九段高校になって
いる。

秀吉は朝鮮半島へ、派遣する部隊に
琉球の武士や兵糧米を拠出
するように再三要請されたが、
応じてはいない。

宮古、八重山、与那国など
または北山、本島離島などは統一
の江戸末期まで激しく抵抗した。

縄文文化の発掘が一切ない
嘉手納以北の北部、宮古群島、
八重山群島、与那国は古代、
中世初期も本島中部南部との
人的交流もない。
文化的交流もなかった。

中山王、南山王に支配され
たり、行政サービス受ける理由が
ない。

旧琉球は薩摩の傀儡政権であり、
統一された記念日も存在しない。
首里王は南部、中部とその近くを
支配した豪族に過ぎなかった。

確かに国と言うのは歴史のロマンで
妄想がふくらむ。
あこがれる気持ちは十分わかる。
薩摩は狡猾で12万石の琉球に
対して50万石の強大な
薩摩武士軍団。
琉球は北山王や今帰仁按司が支配した
時代から中山王まで400年間奄美群島
を武力による植民地支配し、
3万人以上の虐殺をしていた。
それを良く思わない薩摩の琉球支配
のきっかけになっていた。

海外から沖縄視察は絶えなかったが、
輸出品目もない、資源もない、
何も取り柄のない島として
植民地支配する価値がなかった。

軍隊もない琉球は薩摩後ろ盾で
そそのかされて、外国と
条約締結させて、いよいよ琉球は
外国だと日本国内に
薩摩プロバガンダが拡散して
いった。
『外国を支配する薩摩はすごい』
という国力の誇示につながって
いた。