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2024/08/07 18:50:06

匿名

記事では「野球しかしていない高校生の将来は誰が保証するのでしょうか」というやや煽りの効いた見出しになっていますが、我喜屋監督が主に言及しているのは、学校としての質であるように思います。そして、学校の質というのは進学先やその他の進路といった「出口」ではなく、高等学校としての学校体制や教育活動として一定の基準をクリアしているか否かを問います。高校として保持するべき質を保っていない学校があるとすれば、その学校で教育を受けた子供たちが不利益を被り、それこそ「子供たちの将来」が脅かされる可能性があるためです。高校は国が決めた学習指導要領によって3年間を通して履修するべき授業の時間やその内容が定められていますが、1日の大半を部活動に費やす新興私学ではそれをどの程度満たせているのでしょうか？飛鳥未来高校など他の通信制高校で卒業にかかる単位を取得していますが、それは他の高校の授業と同様の質を確保しているのかというとまだまだ検討の余地があります。